旧イタリア大使館別荘
アントニン・レーモンドの建築。
内外装は杉の皮、竹、床はモミノキ。
暖炉と建物基礎は湖水から集めた石でできているそうです。
究極の地産地消。
建築家の隈研吾さんおっしゃる、まさに地面から生えてきたような建築です。
デザインは今でもモダンでありながら、周囲の景色に見事に溶け込んでいます。
建築した昭和3年当初は、10年持たないといわれていたそうですが、当時のままの外壁を修復せず保存されている建物も残っています。
テラスから眺める景色と波の音に癒され、時間が経つのを忘れてしまいます。
昔は、ヨットレースや釣りを楽しむ社交の場として賑わっていたようですが、
自分がその時代にいるような感覚になる場所。
何度訪れても飽きない心地よい場所です。
天井は杉皮と竹。
建築当初のままの杉皮の外壁と湖水から集めた石で造られた基礎と暖炉。
0コメント